株式会社MIZUTORIは、スポーツ庁委託事業 「令和4年度令和の日本型学校体育構築支援事業」を受託し、実施することが決定しました。
コロナ禍により「GIGAスクール構想」の推進が前倒しとなり、ほとんどの生徒が1人1台の端末を持つ環境が一気に整備されました。
一方で、アンケート調査によると教員個人でICT活用に取り組んでいるという回答が半数を下回っているという結果(※)も出ており、授業でのICT活用を後押しする支援が求められています。そこで本事業では、ICTを活用した体育授業のニュースタンダードモデルを確立するために以下の4つの課題に取り組みます。
- 「個別最適な学び」を支援するICTの活用
- 「協働的な学び」を支援するICTの活用
- ICT活用授業における運動時間の確保
- ICT活用による3つの資質能力育成の支援
本事業では小中学校全7校にご協力いただきICTを活用した効果的な体育授業実践事例を収集し、全国の学校で実践できる授業モデルの構築を目指します。
運動学習支援アプリ「スポテク」を用い、生徒が自己の運動について振り返りの入力や、お手本動画の視聴、生徒間、生徒教員間のオンラインでのコミュニケーション、体育授業での「宿題」の実施によって、「個別最適な学び」・「協働的な学び」に資する可能性について検討します。
ICT活用を推進し、「スポーツを通じた思考力の向上」を目指すきっかけづくりに貢献していきます。
(※)スポーツ庁,児童生徒の1人1台のICT端末を活用した体育・保健体育授業の事例集
運動学習支援アプリ「スポテク」WEBサイト:https://portal.spo-tec.com/?p=we-page-home
写真:研究推進委員会委員長 水鳥寿思